2022/04/01 00:00
この度は、冷凍のインド料理をご購入いただきありがとうございました。
砂の岬ではオープン当初から、インド各地域の現地の味を日本で表現してきました。
ただ料理を作るのではなく、僕がインドで体感してきたテーマやストーリーがある料理を主にピックアップしています。
コロナ禍のこの2年間はインドに行けず、我慢の時間が続いていますが、今まで食べて記憶してきた沢山の料理のストックが僕の頭とノートに残っていました。
その分、現地への想いを料理に乗せて、気持ちを込めて作っています。
料理を食べながら、現地の食風景まで伝わっていただければ幸いです。
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レシピフロムシリーズ、
まずはマドゥライ、ムンバイから始まります。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/1633107/blog/3986363bc1b74233cc57aa08d1ac1651.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
レシピフロムシリーズ、
まずはマドゥライ、ムンバイから始まります。
〜Amazing NonVeg Breakfastをめぐる旅、ムンバイの朝〜
20代半ばで訪れたムンバイ。スパイスとオイルにまみれた肉料理をパンで食べている人々をみて、さすがに早朝から同じように食べる気にはならず、どこか違う人間のようにも感じてしまい、ただのカレー好きな旅行者のままの僕はさみしくもあった。
食べ歩きを重ね、年月が経ち自分の舌と頭が経験を増してきた頃には、まったく別世界がまっていた。
素朴なパンと食べるキーマなどのノンべジディッシュ、そしてチャイ。
この古き良きムンバイのクラシックでクールな朝食が至福の時間になっていた。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/1633107/blog/5dea03fdd3181eb0a86d5a6dc5ff68e1.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
今回は、このクラシックな食風景感じるムンバイの老舗の味がテーマとなった3種のカレー
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/1633107/blog/4ce1692caac70d4527bc6fbc064e068f.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
Recipe from MUMBAI シリーズについて
◉ MUTTON KHEEMA
イラニカフェでモーニングから提供される、スパイスのバランスがとれた王道で安定した味わいのキーマカレーを表現。
現地では、バンズなどと合わせて食べるが、バスマティライスとの相性もよい。
レモンを搾り、オニオンスライス、刻んだコリアンダーリーフと混ぜてたべれば、キリッと味が引き立つ。
*イラニカフェとはイラン系移民が開いた庶民的なカフェ。件数は少ないが歴史ある店が街中に今も残っている。
◉ CHICKEN KHEEMA
ノンベジを中心とした料理を提供する、ムスリム系レストランのキーマを表現。
イラニカフェよりも料理の幅は広く味もしっかりしているが、ムンバイの地理的、文化的背景もあってか、重すぎずカジュアルな味わい。
青の香りを主軸に置いた、クールで爽やかな味をイメージしたキーマは、パウ(素朴なパン)とハーフフライ(半熟目玉焼き)と一緒に食べれば至福の味わい。バスマティライスにも合う。
小麦と肉料理と卵。世界各地にあるこの組み合わせだからこそ、流れ着いた食文化の背景やロマンを感じてしまう。
◉ CHICKEN MASALA FRY
こちらも、ムスリム系レストランで提供されるチキンカレーを表現。
僕がよく朝食を食べに行く老舗レストランではいつもキーマばかり。印象に残る、夜のメニューからは、チキンカレー。
料理の名前に「フライ」と付くので、ソースが無くマサラを纏ったドライタイプと思っていたが、出てきたものはサラサラのグレイビー。ココナッツがベースだが、ざっくりわかりやすく表現すると北インドと南インドが合わさったような雰囲気を感じた。
こちらも途中でレモンを絞って味わいに変化をつけても面白い。バスマティライスによく合う。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/1633107/blog/b9d549ffad215ddc020bf24ee3714215.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
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![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/1633107/blog/01b297e0e89418c595fc8409f4265e4b.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
20代半ばで訪れたムンバイ。スパイスとオイルにまみれた肉料理をパンで食べている人々をみて、さすがに早朝から同じように食べる気にはならず、どこか違う人間のようにも感じてしまい、ただのカレー好きな旅行者のままの僕はさみしくもあった。
食べ歩きを重ね、年月が経ち自分の舌と頭が経験を増してきた頃には、まったく別世界がまっていた。
素朴なパンと食べるキーマなどのノンべジディッシュ、そしてチャイ。
この古き良きムンバイのクラシックでクールな朝食が至福の時間になっていた。
今回は、このクラシックな食風景感じるムンバイの老舗の味がテーマとなった3種のカレー
Recipe from MUMBAI シリーズについて
◉ MUTTON KHEEMA
イラニカフェでモーニングから提供される、スパイスのバランスがとれた王道で安定した味わいのキーマカレーを表現。
現地では、バンズなどと合わせて食べるが、バスマティライスとの相性もよい。
レモンを搾り、オニオンスライス、刻んだコリアンダーリーフと混ぜてたべれば、キリッと味が引き立つ。
*イラニカフェとはイラン系移民が開いた庶民的なカフェ。件数は少ないが歴史ある店が街中に今も残っている。
◉ CHICKEN KHEEMA
ノンベジを中心とした料理を提供する、ムスリム系レストランのキーマを表現。
イラニカフェよりも料理の幅は広く味もしっかりしているが、ムンバイの地理的、文化的背景もあってか、重すぎずカジュアルな味わい。
青の香りを主軸に置いた、クールで爽やかな味をイメージしたキーマは、パウ(素朴なパン)とハーフフライ(半熟目玉焼き)と一緒に食べれば至福の味わい。バスマティライスにも合う。
小麦と肉料理と卵。世界各地にあるこの組み合わせだからこそ、流れ着いた食文化の背景やロマンを感じてしまう。
◉ CHICKEN MASALA FRY
こちらも、ムスリム系レストランで提供されるチキンカレーを表現。
僕がよく朝食を食べに行く老舗レストランではいつもキーマばかり。印象に残る、夜のメニューからは、チキンカレー。
料理の名前に「フライ」と付くので、ソースが無くマサラを纏ったドライタイプと思っていたが、出てきたものはサラサラのグレイビー。ココナッツがベースだが、ざっくりわかりやすく表現すると北インドと南インドが合わさったような雰囲気を感じた。
こちらも途中でレモンを絞って味わいに変化をつけても面白い。バスマティライスによく合う。